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たか

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働きたくないから山で自給自足して暮らしたい?
返す言葉を失った。

呆れ笑いで「そんな甘きゃねーよ」って返したが腹の中では自分すらまともに育てられてないのに作物なんてちゃんと育てられるわけねーだろって思ってた笑
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おー

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メンエス嬢に恋しそうなんだがどうしらいいだろう
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わか

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俺に関心のないかみさんの行動。

先日脳梗塞で朝倒れた。かみさんは放置、
これじゃ干せないねと洗濯を干しに行き
干し終わっても俺が倒れていたので、救急車を呼んだ🤣
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さと めぐみ

さと めぐみ

1日、1話だけ投稿します。
良ければコメント下さい。

タイトル
作者:里 惠

第三話:夕暮れの出会い

 翌日から、俺はほんの少しだけ鈴に優しく接するようになった。

 背中を追いかけてくる足音を気にしたり、茶碗を手渡す時に目を合わせたり。ほんの些細な仕草の違い。だがそれを、鈴は敏感に感じ取ってくれたのだろう。

 「……ありがとう、お兄ちゃん」

 おずおずとしていたが、その言葉には幼い笑顔が添えられていた。その笑顔を見た時、胸の奥がきゅっと締めつけられる。
 嬉しいのか、それとも悔しいのか……――――自分でも判然としない。

 けれど、それでも俺はこの幼い妹を守ろうと心に決めていた。

 そんなある日のことだ。
 訓練を終えて夕暮れの道を急ぎ、家の戸口へ差しかかった時。目に飛び込んできたのは小さな影だった。

 「……鈴 ? 」

 玄関の前に、蹲《うずくま》るようにして倒れている鈴の姿。血の気が引く。
 慌てて駆け寄り抱き起こすと、その頬には真新しい赤い痣が広がっていた。細い肩は小刻みに震え、声は蚊の鳴くように小さい。

 「……ごめんなさい。花瓶……落として、割っちゃって……」

 その言葉を聞いた瞬間、胸の奥で何かがぶちりと切れた。

 (……殺す)

 脳裏に浮かんだのは、その一言だけだった。鈴に手を上げた男…――――父を、この手で殺してやると。
 強烈な衝動が全身を支配する。

 だが、小さな鈴の手が袖を掴んだ。

 「いやだ……お兄ちゃん行かないで。鈴と居《お》って……一人にせんで……」

 震える声に、怒りで硬く握った拳が緩んでいく。憎しみは消えなかった。
 でも、今この子の前で何かを壊すのは違う。そう思ったんだ。

 「……畑さ、野菜取り行くべ」

 努めて平静を装い言うと、鈴は大きく頷いた。すぐに立ち上がり、俺の後ろをついて来る。
 二人で畑へと向かう山道を歩く。夕陽はまだ山の端に沈まず、木々の隙間から差す橙の光が道を斑に照らす。
 涼しい風が吹き抜けるたび、鈴の長い髪が細く揺れる。彼女は背中を少し丸めながら、とぼとぼと足を運んでいた。

 その時。木立の陰から、ふっと人影が現れた。

 「……ねぇ」

 澄んだ声に顔を向ける。

 そこに立っていたのは、くノ一見習いの如月だった。農民から這い上がったうちとは違い、由緒正しい忍びの家系のご令嬢。
 赤茶色の髪を高く結い上げ、凛とした装束姿。どこか気品をまとい、周囲の空気まで引き締めるような存在感を放っている。

 だが、その眼差しには……――――困惑と抑えきれぬ怒りが混じっていた。

 「……その子、あなたの妹さん ? 」

 突然の問いに、俺は一瞬たじろいだ。忍の里では、男女の接触は固く禁じられている。
 いくら向こうから声を掛けられたとはいえ、誰かに見られでもしたら身分の低い俺が処罰を受けるのは明白だった。如月もそのことを知らぬ筈はない。


 「……ああ」

 短く答えると、如月は鈴へ一歩だけ近づいた。そして、そっと頬へ手を伸ばす。

 「顔……どうしたの ? 」

 柔らかな指先が触れた途端、鈴はびくりと震え咄嗟に俺の背へ隠れてしまう。頬の痣は、まだ生々しい赤色を帯びていた。

 「あ、ごめんなさい。驚かせちゃったわね」

 如月はすぐに手を引き、距離を取ると俺に視線を戻す。

 「……あなたが、守ってるの ? 」

 その問いに、俺は言葉を発することなくただ強く頷いた。如月はしばし黙っていたが、やがてほんの少しだけ目元を緩め。

 「……そっか。なら、よかった」

 それだけ告げると、彼女は木立の向こうへ姿を消していった。去り際に風が舞い、赤茶の髪が夕陽に照らされて煌きながら揺れる。



 俺は無言のまま、その背中を見送った。……――――それが、彼女との最初の出会い。


#小説好きさんと繋がりたい #拡散希望
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