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あまねくあまね
到着してすぐ、私たちは買い出しに行った。
買い出しは共同作業の顔をしている。
鍋と同じだ。
一緒にカゴを持つと、二人は生活者に見える。
でも生活者というのは、分担がある人のことだ。
分担がないなら、それはただの運搬だ。
彼は食材を眺めながら言った。
「唐揚げ、食べたい」
ここで私の脳内の観測者が、ふっと顔を上げる。
唐揚げ。
第一章の“揚げ物一個”が、ここで戻ってくる。
戻ってくるだけならいい。物語はよく回収する。
問題は、彼が続けて言った言葉だ。
「手作りがいい」
手作り。
唐揚げは、外食だとただのメニューだ。
でも家での唐揚げは、工程になる。
• 鶏肉を切る
• 下味をつける
• 片栗粉をまぶす
• 油を温める
• 揚げる
• 片付ける
そして唐揚げは、工程の割に食べるのが早い。
努力と消失の比率が悪い食べ物だ。
努力と消失。
この比率を雑に扱う人は、だいたい人も雑に扱う。
私は、作った。
作ってしまう。
ここが私の癖だ。
“場”を成立させるために、自分の労力で穴を埋める。
穴を埋めると、相手は安心する。
安心すると、当然が太る。
コメント
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おほむ
ちゃい
気が早すぎてよくわからないです

しいたけ
さやんぎ

ぽま
かわいーとかビジュがーとかって言うけどそれは内面込みのかわいいであってあんまり顔関係ない
中身が大事よね

せん
もう18歳だから頑張って生きてとは言わんし、むしろ長生き!頑張ったなぁって感じだし、その時がくるのはわかってるけども
全然むりまだ一緒にいたいし心が追いつかなすぎ

Riol
簡単に記録しておく

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@鷹
ただ代打起用、石塚、山本の扱いとかもう少しどうにかして欲しい面も多々ある

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