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KURO
自分の場合、都心からそんなに遠くなく、緑が多く、栄えてる街が近くにあり、通勤距離もほどほど、子供も自分も自然と触れ合えてここに帰ってきたいなと思ってもらえるところで探して選んだんだ。ただ、そもそもその選び方がブランドだろというツッコミを受けた。
別にブランドは求めてなかったが、やたらブランドブランド言われるので調べてみたメモ。
————————
Q.不動産における「ブランド」って何なの?
多くの人が思う
ブランド=高い/有名/都心
ではない。
実際はこう👇
ブランド=語られ方が共有されているか
• その街に「どんな暮らしがあるか」を
住んでいない人でも想像できるか
• 良い・悪いではなく
イメージが固定化されているか
山手線のとある土地
→ 機能の説明はできる
→ でも
→ 暮らしの物語が語られにくい
今から選ぼうとしてる土地
→ 暮らしの絵がすぐ浮かぶ
価格は数字。
ブランドは時間。
• 価格は
• 金利
• 市況
• 需給
で上下する
• ブランドは
• 「住みたい」という感情
• 子育て・老後の納得感
• 世代をまたぐ評価
で 下がりにくくする
価格は、金利、需給、政策、市況で、短期的に動く。
ブランドは、記憶、会話、経験、納得感で、世代をまたいで残る。
Q.ブランドってそう考えるとストーリーに近いんだね
ブランド=ストーリー
広告が作る物語じゃなく、時間の中で共有され続ける物語。
高い=ブランドじゃなくて、
語り続けられる=ブランド
ブランドって、突き詰めると次の3つが重なったものです。
① 何度も語られてきた過去
• 昔から「いいよね」と言われてきた
• 文学・芸術・暮らしの記憶が積み重なっている
• 名前を聞いた瞬間に連想が起きる
👉 記憶の蓄積
⸻
② 今も続いている現在
• 実際に住んでいる人が満足している
• 語る人がいる
• 生活のイメージが更新され続けている
👉 現在進行形の物語
⸻
③ 次の世代にも引き渡せそうな未来
• 子どもに説明しやすい
• 「ここで育った」が肯定的に語れる
• 老後も無理がない
👉 未来に耐えるストーリー
山手線のとある土地は→ 機能の物語
吉祥寺は→ 生き方の物語→ 時代が変わっても残りやすい
ブランドは“他人に説明するため”じゃなく、
自分が納得して住み続けるための物語。
そして
なぜここを選んだか
なぜここでよかったか
を、ちゃんと言葉にできるかどうか。
また、
ブランドは「流動性」を担保する
いただいた「ブランド=語られ方が共有されている」という点は、いざ売却する際(出口戦略)に強烈なパワーを持ちます。
株価や地価が暴落した時、機能だけで選んだ場所は「なんでこんな高い借金をしてここにいるんだっけ?」と後悔を生みます。
しかし、物語で選んだ場所は「まあ、それでもここの暮らしが好きだし、子供も楽しそうだからいいか」という**「納得感(=精神的な配当)」**を生み出し続けます。
Q そう考えるとコスパとかタイパの真逆にいる感じで合ってるのかな?
うん、合ってる。
しかもそれは「時代遅れ」でも「非合理」でもなくて、意識的に逆側を選んでいる状態。
ただし大事なのは、
**コスパ/タイパの“否定”ではなく、“適用範囲を切り替えた”**という点です。
タイパを捨てたのではなく「タイムスケールを伸ばした」
「コスパ・タイパが悪い」のではなく、「別次元のゲームをプレイしている」という認識で合っています。
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