『幼年期の終わり』を読んだら、エレノアゲトの存在に心を打たれた！彼女が人類の未来や進化について考えさせてくれる。深いテーマが詰まった作品だよ！みんなもぜひ読んでみて！

こ〜ちゃんと孫の愛情いちごパウンドケーキ

春の陽気に誘われて、こ〜ちゃんは孫へのお土産にと、旅の途中で立ち寄った道の駅で小さないちごを見つけた。甘くて真っ赤ないちごが、なんと300円！「これなら孫も喜ぶかな」と、迷わずカゴへ。

今日は、ちょうど幼稚園が春休み。2歳の孫と一緒に何か作ろうと思い立ち、「いちごのパウンドケーキを焼こうか？」と声をかけると、孫の目がキラキラ。「うん！いっしょにつくる！」と、小さな手をパチパチ叩いて大喜び。

踏み台をキッチンに運んできて、いざお手伝い。サラダ油、砂糖、卵をボウルに入れると、「まぜまぜ〜♪」と泡立て器を一生懸命動かす孫の姿がなんとも可愛らしい。「じょうずにできたね〜」と声をかけると、ちょっと得意げな顔。

次は、薄力粉とベーキングパウダーをふるって加え、ゆっくり混ぜ合わせる。「とろ〜ん」とした生地が完成すると、「いちごは？」と待ちきれない様子。ヘタを取ったいちごを並べるはずが…「ぱくっ！」と一粒つまみ食い。「あれれ？」と笑いながら、こ〜ちゃんもついつい一緒につまみ食い。甘酸っぱいいちごの香りに、ふたりとも笑顔が止まらない。

型に流した生地の上に、残ったいちごを並べて、いざオーブンへ。「カチッ」とタイマーをセットして待つ間も、オーブンの窓を覗き込みながら「まだかな〜？」とワクワク顔の孫。

そして40分後、キッチンに広がる甘い香りとともに、ふっくら焼き上がったパウンドケーキが完成。「わぁ〜！」と嬉しそうに目を輝かせる孫。「おいしそう〜！」と、小さな手でパクッと一口。ふわふわの生地に甘酸っぱいいちごがじゅわっと広がり、幸せそうな表情に、こ〜ちゃんもほっと一安心。

「ママのぶんも、のこしておくね！」と、半分残しておく優しい言葉に、こ〜ちゃんの胸がじんわり温かくなった。

春の日差しのように、心までぽかぽか温まる、愛情たっぷりのいちごパウンドケーキ。今日もまた、こ〜ちゃんと孫の幸せなひとときがキッチンに広がっていた。