最後の大会、最終回、このままヒットが出なければノーヒットノーランで負けという状況。息子はエンタイトルツーベース。残念ながらヒットはその1本で、完封負け。六年生はみんな涙する中、息子だけは普通の表情。なんだったら笑顔さえ浮かべているような。あの時バッターボックスにどういう気持ちで立っていたか聞くと、相手のピッチャーかっこよかったんだよと感心したように言う。どういうことか聞いてみると、あの時、笑顔でやったら打てるんじゃないかと思ってニッコリしたら、相手のピッチャーも笑顔で返してくれたんだよと。あの場面で、そんなやりとりをしていたなんてびっくり。最後の試合で負けたのに、笑顔を浮かべていたのも息子のなかでは納得できたからなのだろう。練習や試合でうまくいかないと癇癪を起こしていた息子。まさか、相手ピッチャーと心の会話をするようになるとは。
詐欺師だったかも知れない海外の音大助教授と話した時の過去話だけど、「将来はのんびりと田舎で野菜作ったりしたいわぁ。老後に野良仕事をするの。」って言ってたけど、なんか農業をバカにしてる言葉よな、「野良仕事」だなんて。上から見下した地位の低い者の作業みたいな言い方(⑉・̆-・̆⑉)