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けいさー慶佐ー

けいさー慶佐ー

例えば、
人生を、
歌の経験でなら、
片付けることができる気がする。

子供の頃は、
どんな楽しい歌も、
例えば、アンパンマンのマーチでも、
ただ、雰囲気だけがわかる。

青春を過ぎたなら、
悲しみの歌も、わかるし、

恋愛の歌の歌詞の意味を、
失恋やら、死ぬ程、青い体験を通して、
わかるようになる。

人の気持ちも、
成長していけば、
自分の事のように、わかるようになる。

間違うこともあるし、
恥ずかしい経験も、
言葉にしなくても、些細な仕草でわかる。

そうして、無知の時期は過ぎてしまって、
知ってることばかりになる。

から、つまらなくなるか?
そんな経験もあるけれど、

今度は、より広く、深く、
歌詞の言葉の隅々まで、
スルメイカのように、
味わえる気がする。

だから、

もう、こんな共感なんか、
そんなにしなくても、
今此処に居る自分じゃなくても、
過去の経験で、
クチャクチャと、昔の歌ばかりでも、
味わえるようになっていく。

新鮮味は少なくなるし、
知りたいポジティブな事を知る事は、
かなり年にあるかないか?ぐらいに、
落ち込むし、

これからも、進んでいく時間と空間の中で、
何を手にする、触れる事ができるのか?は、
もっと、危うくもなるのだけど、

心に血の通った人間ならば、
例えば、僕が、
どんどんと年老いて、
孤独に生きて、
誰にも、伝わらずに、
何も為すことがない、
と、しょうもないと人から見たら、
わからない、そんな孤独には、
人じゃわからない、
自分だけの孤独は、
宝物になると思える。

むしろ、
人と分け合う事なんか、
支え合いなんかは、
本当は、少ないから、
それは意味を持つのだけど、

その孤独は、皆同じで、
抱え込んで生きてる事で、
伝わらないからこそ、
意味があるのではないか?
と、

そんな表面を生きてる事が、
歌は時代に連れ、
時代は歌に連れというように、
覚えていた事も忘れてしまっていたり、
ふとした拍子に、思い出して、
綻んだりする事が、

どうせ、どんな過去とも、
縁は切れないのだから、

今此処の自分を肯定してさえいれば、
どうせ、自分が納得さえしてりゃあ、
過去なんか美化されるモノだから、
問題なんか無いのだ。

どんなに、苦しんだことも、
悲しかったことも、

嬉しかったことも、
楽しかったことも、

感動した瞬間も、
落ち込んだことも、

跡形もなく消えていくのが、

小田和正さんの言う通り、
けして、哀しいと思う必要はないのだと、

ただ、今此処に居るだけで、
何もなかったかのように、
消えていく事が、

進んでいく事だから、
人生の意味なんかどうでもいいのだ。

自分の内側に、
愛が、ちゃんとあるなら、
どれだけ、社会がどうであってもいいのだ。

生きていくんだ、それで良いのだ。
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