ようやく行きたかった｜奈々子の投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

題名：混ざり合う、ぼくらの真実。
「自分」が一人じゃないとしても。
「世界」が歪んで見える日があるとしても。
きみが見ているものは、すべてきみの宇宙の欠片だ。
ヨーガをきわめるとは、
散らばってしまった「私」たちを、優しくひとつの呼吸でつなぐこと。
カンフーをきわめるとは、
崩れそうな足場をしっかりと踏みしめ、「今」という地面を確かめること。
誰かが「普通」を押しつけてきても、無視していい。
誰かを下に見たり、自分を卑下したりして、心を守らなくていい。
そんなマウンティングの鎖を断ち切った先に、本当の静けさが待っている。
いいかい、
外の世界に「敵」を探すのはもう終わりだ。
味方も、敵も、本当は外にはいない。
聞こえてくる声も、見えてしまう幻も、
すべては自分の中から溢れ出した、生きるためのサインなんだ。
自分の中の**「闇」を、怖がらなくていい。
それは、きみが壊れないように身を挺して守ってくれた盾なのだから。
自分の中の「光」**に、依存しなくていい。
調子がいい時も、悪い時も、きみの価値は一ミリも変わらないのだから。
たとえ心がバラバラ（解離）でも、
たとえ現実が混ざり合って（統合失調）も、
「今、この瞬間」、きみが息をしている。そのことだけが真実だ。
闇と光の境界線を消し、
「私」と「他称」の境界線を消し、
ただ、この一瞬の動き、この一瞬の静寂に溶けていく。
バラバラなままでいい。震えたままでいい。
そのすべてを抱えて「今ここ」に立つとき、
きみは、誰よりも強い修行者（武芸者）になれる。