心よ、死ぬな｜蚕の投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』　ケリー・マクゴニガル

ストレスはつらいが役に立つ

「全人類読め」という言葉は好きじゃないけどまた使っちゃいます、全人類読んで

裏表紙に書いてあるんですが
・「ストレスは健康に悪い」と思うと死亡リスクが高まる

え！？って感じ
ストレスは悪いことだけじゃないよねって思ってる人はストレスによる健康被害がほぼ無いらしい、マジ？無敵か？？

・「ストレスは役に立つ」と思うと実際にそうなる

これもヤバ過ぎる
集中力が高まるよね！成長の機会だよね！周りを思いやる気持ちが高まるよね！と思えたら、マジでそうなる

というかそもそもストレスを感じると人間はそういう力が発揮できるようになってるので、それが引き出される

スポーツ選手が試合の緊張（ストレス）を集中力に変えてゾーンに入ったり
筋トレだって勉強だって、身体や脳にストレスを与えて強くする
外敵（ストレス）を感じると大事なものをより強く守ろうという気持ちになる

「そういう力がある！」って意識することで、ストレスへの反応をある程度操れるらしい

おいおい…最強になっちゃうじゃん？

人前でプレゼンする前、緊張し過ぎて心臓バクバク手汗びっちゃになったとき
落ち着こうとしてもやっぱり無理なものですよね

そこで敢えて受け容れるように
「良い緊張感で実力を発揮できそうだ！」って思えばその通りになるってことじゃん、こんなん勝ちですわ

ストレスを一時的に避けたり忘れたりはできるけど、それを続けるのは現実的じゃない
対処法を知ってたらピンチをチャンスに変えまくれる
人生変わっちゃうじゃん…もっと早く教えてくれ

そして大切なものを失うような大きなストレスへの対処法も書かれてるんだけど
そこに興味深い部分があって、苦しみを乗り越えた人のストーリーを自分のことのように感じることで、自分も成長できるらしい…なんてこった！
ありがたすぎるじゃん…、これは頑張ってる皆さんの応援にも力が入ります

これらは本当にほんの一部って感じで、本書にはいくつものストーリーやエクササイズを通してストレスを力に変える方法をいっぱい学ぶことができて

本当に色んな人の力になる、人生を良くする助けになってくれる本だと思います