ぼく明日東京競馬場に行くのに｜毒虫の投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

先日、僕はひとりで東京に行きました
そして、久しぶりに息子に会いました

2人で食事をしている時に、息子は言いました
「お父ちゃん、人生は99%運やで」

僕は自分の血を吐くような努力でうつ病を克服しました
息子はそれ以上の努力をしたと思います
だから今の成長した姿があるのです

「う、運ておまえ……」
僕は言葉に詰まりました
これが僕の残念な友達が言ったことなら、鼻で笑っておしまいです
負け惜しみだからです

でも、言ったのは息子です
息子が何の根拠も無しにこういう言葉を使うはずがありません

京都に帰った僕は、息子のこの言葉の意味を考え続けました
何かあるはずだ、そう考えたからです

本やネットで調べていくうちに、気づきました
人間は、生まれる時代、場所、性別、親、何一つ選んで生まれることはできません

ただ生まれてきた、気がつけば生まれていた
ということかと思います
そう考えれば、人生は99%運です

ただ、息子が言いたかったことは、それだけではない、そう考えて更に追求しました

すると、どうやら人間が持つ運の総量は同じではない、ということに気づいたのです

そう、運の総量は自分で変えられるのです
僕はそう考えました

もちろん過去は変えられない
生まれた時代や場所は変えられません
しかし、これから起こるであろう出来事の運を変えることは、もしかしたら可能ではないか
そう考えたのです

例えば、何かをひらめく時、やりたいことを見つけるとか、アイデアが浮かぶとか、思わぬアクシデントが発生するのは、どんな時でしょう

それは、自分が行動した時ですね
部屋でじっとしている時より、外に出ていろいろ行動した時の方が、何かが起こる確率は上がるのです

そう考えたならば、何事もやらないよりやった方が、運は上がります

世界は全て、原因と結果でできています
同じことをやったら結果も同じは当然で、いつもと違うことをやれば、結果は変わるわけです

運とは、揺れ幅ではないか
そう考えました

今までうつ病と闘うために、心理学、哲学、脳科学、宗教や生き方と、メンタルに関する本ばかり読んできたわけですが、ここに来て視野を広げたら、統計学というのを見つけました
新たな扉が開いたのですね

なるほどなぁと、息子には感謝しかありません
やるじゃないか

#希望 #運 #統計学