ある選択を辞めたいなら、そのことについて知らないと無理だよね。自分のやってることがなんなのかを把握しないと、やらないと言う選択肢すら取れないからね。

正直に言います。

多くの看護師さんは、
「未来の自分がどんな気持ちで生きていたいか」すら考えていません。

毎日は、目の前の業務でいっぱいいっぱい。

・今日のシフトを回す
・ミスしないように気を張る
・人間関係に気を遣う
・疲れて帰って、また翌日

これを繰り返しているうちに、
未来の感情を想像する余白そのものがなくなっている。

でもね、ここが一番大事なところ。

人生が動き出さない理由は、能力でも環境でもない

脳は、「理想の働き方」や「自由な生活」みたいな
抽象的な言葉では動きません。

脳が反応するのは、
その先にある“感情”だけ。

・どんな気持ちで朝を迎えたい？
・仕事終わり、どんな表情で家に帰っていたい？
・誰の顔色も気にせず過ごせたら、どんな感覚？

ここが描けていないと、
脳は「今のままでいい」と判断してしまう。

だから、
「変わりたい」と思っているのに動けない。

多くの看護師さんは、未来を考える前に疲れ切っている

未来を想像するって、実はエネルギーが要ります。

でも看護師は、
日常でそのエネルギーを使い切っている。

だから、

・転職を考えても動けない
・副業に興味はあるけど何もしない
・このままじゃ嫌だと思いながら同じ毎日

これは意志が弱いからじゃない。

未来の感情を一度も言語化していないだけ。

人生が動き出す最初のスイッチは、たったひとつ

それは、
「未来の自分は、どんな気持ちで生きているか」
を具体的に想像すること。

場所や肩書きはどうでもいい。

・安心している
・軽い
・焦っていない
・選べている
・自分を責めていない

この感情が見えた瞬間、
脳は初めてこう判断する。

「そっちに行けばいいんだ」

そして今日やることは、未来を“願う”ことじゃない

未来の感情を、
今日ほんの一瞬だけ先取りすること。

・今日は無理しない
・今日は自分の体調を優先する
・今日は「私、よくやってる」と言ってあげる
・今日は帰ったらちゃんと休む

この小さな選択が、
脳に「この方向が正解」と教える。

人生は、
大きな決断で動くんじゃない。

未来の感情を思い出した瞬間から、静かに動き出す。