ウェイルイ勝ってたでしょ〜！まあ前回もそんな感じだったし、流石ONE判定って感じだ

認知行動療法とは、不適切な反応の原因である、思考の論理上の誤りに修正を加えることを目的とした治療方法のことですね

うつ病になった僕は、その原因を職場で嫌がらせをするAさんだと特定しました

だから、異動を申し出て違う部署に行ったわけですが、そこには新たな敵であるBさんがいました

戦いの末にまた異動を申し出て、新たな部署では底意地の悪いCさんがいました

僕はようやくここで、何かおかしいことに気づきました

認知行動療法という治療方法があるのは知っていましたが、不適切な反応というのが理解できなくて

悪いのはAさんBさんCさんであるという考えに固執してしまったからですね

まさか自分にも原因があると、思い至りませんでした

休職と復職を繰り返す中で、ようやく自分に焦点をあてました

ここがターニングポイントとなりました

誤解がないように書けば、AさんBさんCさんは正しくて、自分が間違っていた

ということではありません
悪人は悪人です、そこは変わりません

ただ、自分を見つめ直した時に
自分にも原因はあると思うに至りました

仕事がなかなか覚えられない
ミスが多い
おどおどしている
覇気がない
いつも疲れている
大声に反応してしまう
他人の顔色を伺う

なぜそうなったのか
うつ病になる前の自分は、ここまで酷くはなかった

考えられる原因を書き出し
今の自分が何によって成り立っているかを分析しました

そこから治療方法を組み立てていきました

つまるところ、自分には改善点が山ほどあったわけです

やるか、死ぬかの二択までいきました
どのみち心の中は希死念慮で満たされていました

やらなければ死ぬ、失敗しても死ぬ
ならば、やるよりほか道はありません

まぁ、成功してもいずれ死ぬわけですが

僕は、自分の底の底まで潜りました
帰ってこられる保証など、どこにもありません

そして、生還しました
新たな僕は、別人でした

病院での治療は、症状の緩和のみです
原因にアプローチしていないからです

それが悪いかといえば、微妙なのです
みんながみんな、こんな危ない賭けをやれるかはわかりません

しかし、その選択肢すら示されないのは違うと僕は思います

医療というものが、どうか患者のためにありますように願います

#希望