前回の弦を担いで明日も"観ない"を選択する｜つるまの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

　　　　　　·····巨星堕つ💫

···小澤征爾師の訃報が、旧正月大晦日、飛び込んできました･･

国境も世代も超え、敬愛されたお人柄と、大胆繊細ゴージャスな音楽世界を偲び、各国各方面より続々、追悼の意が寄せられているようです···

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何が素敵って、オザワ氏は、単身バイク渡欧し（貨物船で！) 、指揮者コンクールを周った話。。24歳の向こう水もあるかもだけれど、聞くたび高揚させられ、前に進む勇気を受け取る感じ.. (「ボクの音楽武者修行」より)。

それだけではなく。”世界のオザワの出来方” 、実は挫折からの「塞翁が馬」だったという。。あるインタビューで「僕は若い頃、日本を追い出された。自分から海外に出たわけじゃない」と語られている。かのN響楽団の楽団員と対立し、いられず海外へ。以後、世界の交響楽団を歴任。結果的に世界への扉が開かれた。。

これを聞いた時、カウンターパンチを喰らった気がした。天才だからではないのだ。不屈の信念。半端無き情熱。そこに常識に囚われない行動力。努力もし、時代の波にも乗り。これだけタフな精神力は天才の器とセットだとしても、未来を逃げない姿勢には小さな自分でも奮い立たされる。ほんとうに素敵だ···🌹

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時に昨秋、グラ友の@蒼月さんが、セイジ・オザワ松本フェスティバルの「オーケストラコンサートプログラムB」の放映情報をシェアしてくださってました♡̆̈ これは、オザワ氏が、総監督を務めてきた毎年8＆9月@長野県松本市開催なる国際音楽祭の場にて、氏とは殊の外縁深い、やはり錚々たる経歴の大御所で作曲家兼指揮者、NY出身のジョン・ウィリアムズ氏と、久方ぶりの再会をも果たした極めて特別な演奏会でした。。

その時91歳ながらかくしゃくとした年長ウィリアムズ氏より、眼光鋭くもかなりお痩せになったマエストロ・オザワの姿に少なからずショックを覚えた人もあったようです･･とは言え、マエストロはきっちり療養され、”タクト振るわない” オザワマジックをこれからも世界に見せてくれる···と、思ってた人は少なくなく··· かく言う私も。。

･･たくさん形に残してもくださいました。追悼の意と共に、ファンとしてささやかながら感謝を表させていただきたく思います[星]