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「最後の晩餐」から読む
宮下規久朗 著
光文社未来ライブラリー
キリスト教ではパンと水のみという質素な食事が模範的な食事とされてきました
一方でキリスト教では、生前の慈善行為が死後報われるという教えがあるため、特にカトリック系の団体は炊き出しなどの慈善活動を盛んに行なっています
これは日本の神社仏閣にはみられないもので、日本人が伝統的に博愛精神が弱いのは、このあたりが影響しているのかもしれません
近代以前の農民の日常食はパンは食べられたとしてもおかずはゆで野菜のスープのみ、あるいはパンも食べられずに、煮豆のスープのみ、あるいは麦の粥のみというとても質素なものでした
謝肉祭、復活祭、収穫祭、クリスマス、結婚式などのハレの日のみ、肉を食べたり、酒を飲んだりが許されました
また、16、17世紀頃は気候学的に小氷期の時代と呼ばれ、想像を絶するほどの飢饉の脅威がありました
この時代に西洋美術において、どんちゃん騒ぎの絵画が多く描かれていたのは、せめて絵画の中では飽食の理想郷を映し出そうとしたものと考えられているそうです
口絵7にゴッホの《馬鈴薯を食べる人々》が載っていますが、農民が自ら収穫した馬鈴薯を食べ、チコリコーヒーを飲んでいるのは、大地に根ざして生きる人々の敬虔で理性的な姿を表現しています
口絵16にゴッホと同時代のルノワールによる《舟遊びたちの昼食》が載っています
ルノワールの特徴的な明るいタッチで、食後のデザートを食べる享楽的なブルジョワの生活風景が描かれています
ゴッホとルノワールを見比べてみるのも面白いですね
ゴッホが人間の厳かな部分、ルノワールが人間の和やかな部分を表現したということでしょうか
#読書
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#西洋美術
#ゴッホ
#ルノワール

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