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不安や恐怖の感じやすさに関連する遺伝子タイプ「セロトニントランスポーター遺伝子のS型」などを世界で最も高く持つのが日本人らしい。
巷で俗に「恐怖遺伝子」と呼ばれてるもの。
《不安を感じやすい遺伝的特徴》
■セロトニントランスポーター遺伝子 (5-HTTLPR)
この遺伝子には主にS型（short, 短い）とL型（long, 長い）の2つのタイプがあり、S型を持つ人はストレスに対して脆弱で、不安や恐怖を感じやすい傾向があります。
■日本人のS型保有率
日本人（アジア人全般）は、欧米人と比較してこのS型を持つ人の割合が非常に高く、純粋なS型ホモ接合体（SSタイプ）は日本人の約68%を占めるのに対し、アメリカ白人では約18%程度と大きな差があります。
■BDNF遺伝子
脳由来神経栄養因子（BDNF）に関する遺伝子多型も恐怖や不安の持続に関与することが示されています。
不安が高い遺伝子を持つ文化ほど、精神論や根性論が蔓延りやすい気がする。不安極まる焦りから科学的根拠を冷静に分析できなくなるせいなのかな？
不安になるのは心が弱いせいではなく、生存戦略としてこの遺伝子を選び取ってきた結果だから、そこの非科学的な責任までは背負ってられねー。
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