今回は「ミーム汚染」について解説します｜しがない財団職員の投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

今回は「ミーム汚染」について解説します
まず「ミーム」リチャード・ドーキンスという進化生物学・動物行動学の権威が産みだした言葉である
彼は、「情報」を伝えることそのものを、自身の専門分野であるところの生物の遺伝と対比し、
共通項を見出そうとした。そこでミームという概念を導入した
って言ってもわからないと思うのでざっくりと例を出しながら説明します
「ミーム」とは実在するドーキンスという人が提唱した概念のことです
遺伝子によって生物の性質が伝わるように文化集団の中で模倣、つまり「ミーム」より情報が広まっていく、という考えです
簡単に言えば、それ自体に異常性はないけど、それをみていた人の認識が変わり"意味"が変わる
例をあげるなら、信号の色を考えてみてください
大抵の人は「赤」「黄」「青」と答えてますが、本当に信号の色は「青」なのでしょうかそれは「緑」ではないのでしょうか
もっとわかりやすく言うのであれば、『信仰』『常識』『偏見』『文化』などは全てミームになります
まとめるなら「人間の行動や思考回路などに影響を与えるもの」みたいな感じです
そして、財団で問題視されているミーム汚染はこのミームが強制的に刷り込ませることです
本来ミームは時間をかけて広まっていきます
例を上げるなら私は神だと誰かに言ったとしても変人扱いされ誰も信じません、しかし、SCPの世界ではこれを簡単に納得させてしまうのです！
例はSCP-040-JP（ねこです、よろしくおねがいします）です
こいつに暴露してしまうと常に視界にネコがいるというミームが植え付けられてしまいます[目が回る]
そして、このミームを他人に一定以上伝えてしまうとその人も同様に暴露してしまいます
このように本来は時間をかけて広がるミームを強制的に広がらせるのを財団は「ミーム汚染」と呼んでいます
いわゆる「思い込ませる」感じですね
少しでも気になったらぜひSCPをみてみてねー
※ちなみに、040-JPは過去の投稿に載せています（ネタバレあり）