６時間しか寝てないから寝不足なんだよなぁ……ソフィー起動して頑張るか

カボチャパウンドケーキ
冷蔵庫の野菜室をのぞくと、大きなかぼちゃがひとつ、残っていました。「これを早く使わなきゃね」独り言をつぶやきながら考えていると、頭に浮かんだのは、パウンドケーキ
「そうだ、これをケーキに入れてみよう！」
かぼちゃを切って、蒸して、やわらかくつぶして――生地にたっぷり混ぜ込みました。ちょっと入れすぎかな、と一瞬迷いましたが、「大きなケーキを焼くのも楽しいかもしれない」と、そのままオーブンへ。焼き上がりは見事！　いつもよりひとまわり大きなケーキは、しっとりとして、かぼちゃの甘さがぎゅっと詰まった香りを漂わせています
幼稚園から帰ってきた5歳の男の子と2歳の女の子の孫。「今日はね、おやつがあるんだよ」と切り分けたケーキを出すと、目を丸くして声をあげました
「でっかいケーキ！」
ふたりは小さな手でケーキをつかみ、ほおばります。「おいしい！かぼちゃのあじがする！」とお兄ちゃん。「しっとりー！」と妹も負けじと真似をします。
「よかった。ちょっとかぼちゃをいっぱい入れちゃったんだけどね」「あまいからだいすき！」元気いっぱいの返事に、思わず笑みがこぼれます。
残ったケーキは翌朝の朝食に。食卓に置くとふたりは「ケーキだ！」と歓声をあげ、眠たそうな顔もぱっと明るくなりました。「きのうのつづき、いただきまーす！」「ケーキのあさごはん、しあわせー！」
賑やかな声と笑い声に包まれながら、ひときれのケーキが家族の時間をあたためてくれたのでした
材料
• かぼちゃ　400g
• 薄力粉　150g
• ベーキングパウダー　小さじ2
• バター風味マーガリン　150g
• 卵　3個
• 砂糖　120g
作り方
1. 下準備バターと卵は常温に戻す。型にクッキングシートを敷く。卵を溶き卵にしておく
2. かぼちゃを加熱するかぼちゃは種・わたを取り除き、一口大に切って皮をそぐ。耐熱容器に入れて水（大さじ1）を加え、ラップをして電子レンジ600Wで6分加熱。水気を切り、熱いうちにフォークでつぶす。 ※オーブンは180℃に予熱しておく
3. ボウルにマーガリンを入れてクリーム状にする。砂糖を少しずつ加えながら混ぜる。溶き卵を数回に分けて加え、その都度よく混ぜる。つぶしたかぼちゃを加えて混ぜる
4. 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、ゴムベラで切るように混ぜる
5. 焼く型に生地を流し入れて表面を平らにする。 180℃で50分を目安に焼く。竹串を刺して生地がつかなければ焼き上がり