沢蕪君の閉関後、朔月が江宗主の元に届けられた。文には朔月が封剣した、これを私の形見だと思って欲しい、と書かれていた。沢蕪君に怒っていた江宗主だったが、毎日朔月に「お前の主人は立派な人だ。見捨てないでくれ」と語りかけていると、ふとしたはずみに朔月が抜けた回(二十年前にくっついた曦澄)