弟の兄貴への愛情が、自分の生存を度外視した「逃げろ」という叫びだったり、わざわざ探して買い求めただろう兄貴のからだにあった装備というかたちに結実することと、今日も兄貴が生きているというささやかな事実によってそれが報われるということにぼかぁめっぽう弱い