『汝、暗君を愛せよ』読了。……すごいものを読んでしまったなぁ、という感覚がある。主観から描かれる異世界転生の第一部とその後の歴史を客観から描く大河ロマン第二部、そしてある第二部の一部ではあるが、のちの世の歴史研究として描かれる第二部最終章……特に最終章は圧巻だった。