2024年の8月の祖母なら、認知症あっても、私を認識していた気がする。口が私の名前を呼んでいた気がする。セミの声と5センチの窓の隙間からでは、会話もできなかった。蝉の声で僅かな音もかき消された。施設の面会制限が憎いです。