ああ、温かくて、柔らかくて、甘い。女の子は砂糖とスパイスと素敵な何かでできていると昔読んだ詩にあったような気がする。きっと鈴芽さんの華奢でしなやかな身体は砂糖菓子でできていて、この薄い腹のなかに素敵なものが詰まっているのだ。首筋にしるしを付けながら俺は夢心地に思った(草鈴)