共感で繋がるSNS
GRAVITY(グラビティ) SNS

投稿

加遠留

加遠留

《theyの趨勢☆英国冗談の困難さ》

先日、YouTubeで「単数のthey」を見た。英国人と思しきが「an artist」を「they」で表現してゐた(※)。引用とか作られた例とかでなく、実例を実際に見るのは初めてだと思ふ。

単数のtheyは進歩的米国人だけが使つてるんだらうと勝手に思つてたんだけど。まあ、そんな訳はないよね。各国政府が単数のtheyの使用を認めてるらしいし。世の趨勢に着いていけてないなあ。

さういへば、
「英語では性別に関する不都合を回避するために数を犠牲にして単数のtheyが使はれることがある」
といつた記述を1970年代に発行された百科事典で見たことがあつたつけ。昔から単数のtheyは使はれてたんだね。

その記述を読んで
「さういふこともあるんだ」
と思つた反面、
「んなこと、あるかい!」
とも思つた。さう思つてから40〜50年の時を経て漸く単数のtheyの実例を目にするに至つたよ。やっぱり、世の趨勢に着いていけてない。家早南友。

(※)
So I recently decided to hire an artist to draw a picture of me -- and they really sketched me out!



ところで、(※)の英文は「sketch out」のダブル・ミーニングによるBritish jokeであるらしい、のだが、どういふ冗談なのかよく解らない。誰か解説してほしい。
GRAVITY
GRAVITY54
話題の投稿をみつける
関連検索ワード

《theyの趨勢☆英国冗談の困難さ》