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ked
こうして私は、彼の三番目の弟子となり、宗門へと連れて帰りました。宗門に着いて初めて知ったのですが、まさか師匠はその宗門の掌門(組織の親)であり、その宗門は修仙界でも屈指の名門でした。まさに一夜にして富を得たというところかな。今は私の想像を超えた貴重な資源や人脈を簡単に得るようになっています。
師匠の顔に泥を塗らぬよう、それまでのだらしない性格を改め、修行にも真剣に取り組むようになりました。今は医術修行に専念し、普段はよく他の弟子たちと共に秘境にも出入りするようになりました。その努力が報われ、わずか十年で私は一人前と認められ、宗門の中でも抜きん出た存在となりました。でもね、師匠はいつも忙しく、まともに話したこともない。たまに顔を合わせても、軽い口で冗談を言うぐらいです。この人は修行に熱中すぎるです、普段は修行者どもの交流会やドウフ(仙人修行の場所)で修行ばっかりですよ。私が修行について相談したい時も、いつも不在で、だからいつも長老たちに教えてもらった(師匠ではないのに)。
この間、他の弟子たちが入門の際に受けた「弟子入れの礼」のこと話し盛り上がっている。「そうなもの受け取ったことはないぞ」そう思って、思い切って師匠に尋ねると、師匠は何も言わずに玉の箱を渡してきました。その中には千年霊草が入っております。私、知ってますから!それは隣の宗門が師匠に贈ったものでしょう。何故それを?簡単です、師匠がその千年霊草を受け取った時、私は師匠のそばにいるですから。この人何故平然にそれを私に渡しようとしているですか。「何もないよりましだ、欲張りはよくないだ」と私は思う。そして笑顔でそれを受け取りました。
宗門の掌門として、師匠はいかにも忙しいの人物か、私は理解しています。それでも、寂しさを拭えません。彼はもう何度も、私を秘境試練に連れて行くのを忘れてしまっています。私はただ、静かに忙しい彼を見つめるだけです。だってしょうがないじゃないか、こんなことで師匠を急かすなんて、まるで私はケチ臭いのやつに見えるじゃないか。今の私の地位は、確かに師匠が与えてくれたもの。彼は一宗の掌門であり、多くの責任を背負っていて、私一人に構っていられるはずもありません。
修道者の皆さ、私はどうすればこの心の鎖を解くことができるのでしょうか?
(ps 原作者は羽涅です)
#暇な人募集 #修行者 #悩み相談 #仙人 #霊界

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ked 投稿者
こういう文章結構面白いと思うけど、皆さんどう思います[ほっとする]