小さい頃からなぜか、人は誰かを思いながら生きることが幸せなんだと思って生きてきた。自分のことを考えてるときは辛い。自分のための頑張りも辛いだけだった。でも、誰かを思うこと、誰かを思いながら頑張れるときは幸せだった。自分のことを考えなくて済む程大切な人に巡り会えたから、今は幸せだ。
夢の中で、軽く地面を蹴って跳ぶのに合わせて両腕をバッサバッサ上下に動かすことで浮き上がっては街の中を空中飛行して「これが現代のニンジャだ!」みたいなことを考えてたけど、目が覚めた今なら分かる。あれは忍者じゃなくて普通に鳥です。
授業中、ルーズリーフ使って話した。席が離れた頃、紙飛行機がとんでくるようになった。クラスが離れた頃、廊下で手紙を渡すようになった。学校が離れた頃、手紙が届くようになった。職場が離れた頃、ずっと一緒にいることに決めた。