彦十とおまさちゃんの、「このひとのそばにいたい、このひとと共にありたい」って想いが、溢れてあふれて。その想いのただなかで、届かぬ人を想い続け見上げている幸四郎さんを見ながら、わしも、ずっとずっとこのかたを歌舞伎座の客席から観ていたい、と思ったことだなあ…