お前って呼ぶ人どう思う？逆に面白い｜雲になりたいの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

自分が何者か分からない。

小さい時自閉症と言われた。

けれど、自分が過ちを犯して謝らなければいけない時、謝った後も「こんな過ちを犯した私はバカだ」と暫く頭の中でいっぱいで「謝ったからいいよね」「反省してれば態度に出さなくてもいいよね」みたいな自閉症の特性からは遠い。
あと、今は人と話せるけど幼い頃は親友以外と話せなくて、「言いたいことを遠慮なく空気読まず言う」自閉症の特性から遠い。
あと、「これを言うと人は傷つくだろうな」と言うことは分かる。（分かるつもりなだけ、かもだけど）　

だけど、自分を自閉症と思うこともある。
上手く表情を作れない。
電話の空気感が分からない。
自分の感情へ嘘をつけなくて、嘘を辻褄合うよう上手くつけない。
上手いように自分の思いを口に出せない。
感情コントロールが上手くできない。
今は職場の人と雑談出来たり笑い合えたりできるようになったけど、やっぱり特性が残ってるなと思うこともある。

特性が故に、育児でも大変さを感じることがある。

職場では笑えるし楽しいのだけど、家に帰ると旦那には思いを話せない。
業務連絡しかできないし、声を発する時に喉が詰まったように感じてしまう。
旦那は特に雑談はしたくないタイプで、感情をどうでもいいと思い「悲しいと思うなら悲しいと思わなければいい」と言う。
その言葉を聞くと、そうしなきゃと思うけど自分の感情に嘘を付くのが辛くて、苦しくなってしまう。
決して家事を放棄することはしないし、やってくれるからよくやってくれている旦那だから高望みなのは分かっている。

脱線したけど、自分は一体何者なのか。
今まで、人間のふりをしてきた人間じゃない何かだと自分のことは思っていた。

だからなのか、自閉症でかつての自分のような人が入職した時自分は一人ぼっちじゃなかった嬉しさが湧いてきて、この人が胸張って仕事をしてほしいし支えたいと思った。
けど同時に、かつての自分を思い出した心の痛みも混ざって気持ちがぐっちゃぐちゃだ。