大切な人へ贈る本～つながるための自己愛の旅～

自分を大切にする④

「大切な人に読んでほしい本」

というものを読んでいます。
その中で、

ー他者とつながりを築こうとするときの私たちの行動はたいてい、過去にどのように愛されてきたかに影響されます。ー

という表現がありました。
また、

ー報われない愛情のパターンにはまっているとわかったら、自分の切望についてじっくり考えてみてください。ー

ともありました。

自分の過去の恋愛のパターンを振り返ってみると、どうにも、わたしって心から相手のことを好きだったのかな、と感じていました。

また、人と関わるとき、この人にとって自分はどんな役に立てるだろうか、と感じながら接していて、特に影響を与えることがなさそうだと感じると、関係を持とうとすらしていません。

家族とも、そんな関係で、嫌いなわけではないけど、必要以上に関わらない、それなのに急に土足で心の中に入ってくる、みたいな感覚でした。

過去に、
家族、特に父親がしてくれたこと、
してくれなかったことを振り返ったことがありました。

幼い頃に母を亡くしているので、わたしの人間関係に1番影響を与えているのは父との関係だと感じているからです。

自分を大切にする、を考える上で、

父親に"してほしかったこと"を書き出してみました。

現在から過去に遡るかたちで進めていて、今のところ高校生まできました。

してくれたこと、を振り返ったのは「感謝の気持ちを持たなきゃ」という世間体のためだったし

してくれなかったことを振り返ったときは「父親のことが憎い」という気持ちを正当化するためでした。

今、してほしかったことを振り返ろうと思ったのは、「何をしてほしかったのか、今はどう感じているか、今自分のためにできることは何か」という視点を持てたからです。

振り返るのは、当時満たされなかった気持ちを思い出すし、
もう、完全に満たされることは無いと知るので辛いです。

辛いけど、そこから見えてくることもあって、
これから親とどう関わりたいのか

そのためにどんな力を身につければいいのか

方向性は見えてきました、

周りにどう思われるとか、
自分を正当化するためじゃなく、

未来の自分が笑っているための振り返りになってる気がする。

「暗い話を聞きたいが、笑って聞いていいのかな」とうたった星野源さん、ありがとう。

かなちゃんは笑ってれば大丈夫って言ってくれたおばあちゃんのことを思い出して、少し泣く。

過去の出来事を思い出しながら書いたり、自分の気持ちをノートに書くと頭の中整理出来ていいですよね。

はなそ、めーるして

自分を大切にする④