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原田美穂子
そのため、寝る前にベットの中で文章を作成してしまい、辞め時が分からず夜半を回っていて驚く──そんなことがままある。
言葉にすると、上手くまとまらなかった考えが、すっきりと整理される感じがする。
あの時私はこう思ったのか。こう言いたかったのかと夜中に一人で納得するのだ。想像すると寂しくも滑稽だと思うが、人間なんてそんなもんだと私は少し開き直っている。
その時その場で瞬時に応えられることが、価値を持つ社会だが、私のように咄嗟に上手く対応できない人も多いと思う。
まごまごと言葉に詰まりながら何とか捻り出す様を、不恰好で不器用だと笑う人もいるだろう。当意即妙に答えるスマートな人達に憧れてもいる。だが人とは不思議なもので、澱みなく流れる会話に時に違和感を感じる事もある。
最近の饒舌な人達を見ると特にそうだ。相手の言葉を受けて飲み込んでから、どんな言葉が適切か考えるまでの時間が、コンマ0秒に満たない。相手の言葉に被せてまで話そうとする。これを承認欲求として片付けてしまうのは、どこか安易な気がして腑に落ちない。
彼等は私達は、語る事で不安や恐怖を抑え込んでいる気がする。触れるとすぐさま脆くガラガラと崩れ落ちてしまうような。グラグラと崩れ去る覚束ない足元のような。それが実際に語るか、書き残すかの違いでしかないのだとしたら、常に不安や恐怖を感じないためにはどうしたら良いのか。良い案が浮かばないので、今日も私は黙して文章を書く。
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