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株式市場の大幅続落を受けて、土、日にベッセントやトランプのコメントが報じられている。
まずはトランプから「パウエル議長が利下げを行うなら今が絶好のタイミングだ」とFRB議長に政策金利の引き下げを要求、さらに投資家(米国民)に対しては「耐え抜け」とつぷやいている。
トランプもベッセントも債券上昇(金利低下)と引き換えに株式下落を受け入れた訳だが、株式の下落が想定以上であることに苛立ち始めている様子が伺える。
そして4/6にはベッセント財務長官もテレビ番組に出演し、先週の市場の動きについて「オーガニック・アニマル(感情的に動く予測不可能な市場参加者)による短期的な反応だ。時折、市場ではこうした短期的な反応が見られる。」と一蹴している。
2人ともこれまでの株式市場の下落に対しては「心配していない」と無関心を決め込んでいたものの、先週の市場の動きが想定以上であったため経済への影響を気にし始めたことを物語っている。
コントロールできない市場センチメントを何とかしたいとの思いで語っているのだろうが、これはマーケットにとって逆効果。
これでは彼らのプラン通りにマーケットが動いていない事を露呈してしまっており、つまり「経済はトランプとベッセントの思惑通りには進んでいかない」とのメッセージを乗せてしまっている。
確かに金利は下がっているが、それ以上に株価下落の影響が実態経済に与える影響が大きくなる可能性が出て来た、と言う事である。
今のところ2人とも株価の下落を受け入れているが、彼らの目標とする金利水準に達するまで、株価の下落に耐えられるのか、今週の動きに注目だ。
ベッセントのプラン通りに行かなければ、米国はスタグフレーションを受け入れざるを得ない状況となる。


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