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リック
公開前からずっと気になっていた作品。以前に渋谷の単館で観た『アイム・ノット・ゼア』はとても難解かつ謎のキャストで首をかしげるような内容でしたが、今回はとてもわかりやすくドキュメンタリーをみているかのような臨場感で素晴らしかったです。
若き日のボブがギター一本持って入院中のウディ・ガスリーを訪ねるところから、ニューポートフォークフェスティバルでエレキ持ってライク・ア・ローリング・ストーンの披露でフォーク界隈いや音楽界に1000℃の泥マグマをぶっかけるあたりまでを描いています。
やはりライク・ア・ローリング・ストーンが世界最初のロックの金字塔であり、頂点であることを再認識。
※アル・クーパーが3秒でひらめいたイントロハモンドの一音は(実際にスタジオでボブがニヤリとしたかどうかは知らないが)ロック史上最もシンプルで破壊的なフレーズのひとつ
デビュー前夜からアルバム追憶のハイウェイの発表に至るまでのボブを取り巻く環境の変化と、その変化に流されないためにトゲをぐんぐん伸ばし鋭くしていくボブの変化。人としての弱さを鮮やかに描いています。
詩はつねに普遍的な世の真理を突いていつつも、捉え方によってはボブが周りからの期待、要求、攻撃から身を護るヨロイのようにもみえる。攻撃をしているようでしていない。膨大な量の言葉が突き刺さって来るのに、掴みどころがなく反撃ができないシステムが組まれている。この辺がボブの真骨頂なのかな、すべてが表面的ではないのだ。
ライク・ア・ローリング・ストーンのサビの歌詞にもある『(Like) A complete unknown』が映画のタイトル。なぜこれにしたのか、いろいろ考えるのもおもしろい。

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