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ササミ小路ムネ熱

ササミ小路ムネ熱

「人生において、過去に起きたことの原因を探すのはほとんどの場合時間の無駄である」
の科学的事実について

せっかくだから個人的エピソードで話す

最近、次女がお腹いっぱいなのにダラダラちまちま食べて「ごちそうさま」をしないという行動が見られる

これについて
俺は3年ほど前から「完食を褒めるのはやめるべき」と主張していた
というのは、幼児の頭に「完食が偉い」がインプットされると食べたくないのに食べるという行動をとるのでは?と危惧したから

しかし、保育園や義実家では完食を褒める習慣が根付いているので諦めていた

【質問】
次女の行動の原因は「完食を褒めたから」だろうか?

結論:どちらとも言えない

なぜなら、「誰も完食を褒めなかった場合」と比較できないから

科学実験ではこの「〇〇しなかった場合」を必ず確認する

例えば、病気Aに効く新薬Bの実験があるとする
この場合、必ず
①一定期間Bを投薬した病気Aの人の群
②一定期間Bを投薬せず観察した病気Aの人の群
で比較する

【質問】
①の実験で、75%の確率で病気Aが治った場合、新薬Bは有効と言えるか?

結論:どちらとも言えない

なぜなら、②の結果が90%かもしれないからだ
病気は自然治癒する場合があるので、①と②で比較しないと意味が無い
つまり、この実験で新薬Bが有効であると結論付けられるのは、②の結果が75%未満である場合だけということだ

このような手法を「RCT(ランダム化比較試験)」と呼び、科学の分野では必須の手法となっている

このRCTの概念を知らないと、人間は因果関係を脳内で構築し、信じ込んでしまう
人間の脳は因果関係を見つけるのが大好きだからだ
これは人間のバイアスの中でも最も強力な部類で、その代表はアニミズム(自然崇拝型の宗教)だ

ここまで読んでくれた人に、あえて質問したい

次女の行動の原因は「完食を褒めたから」だろうか???
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コメント

rabbit

rabbit

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どちらともいえない、かなぁ🤔

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ササミ小路ムネ熱
ササミ小路ムネ熱
だよねぇ 子供って基本的に意味わからんし笑
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はな

はな

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①食べることが好きでずっと食べていたい。 ②好きではない食べ物だから乗り気ではないけど、残してはいけないと言われたからとりあえず食べ続ける。 ↑うちの7歳息子のダラダラ食べの理由は多分これ。

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ササミ小路ムネ熱
ササミ小路ムネ熱
①はいいけど②はやめさせたいんですよね… いやならいやで正直に言ってほしい
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ふら

ふら

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答えは同じくどちらともいえないと思います^ ̫^ とはいっても人間の行動なんて一番科学から遠いんじゃないかと思いますけどね。 お家で完食を褒めないを徹底されてるのでしたら、お家ではだらだら食べても怒られないしきっちり食べても褒められないしってことで自分のペースで召し上がってるんじゃないでしょうか? 完食に対する"反応"がなければその子の性格がそのまま現れるのではと思いました。 単にご飯を食べるのが好きっていうのも全然あると思います。 でも小さい子供ってそういう行動パターンみたいなものがころころ出来たり消えたりするものだと思うので今の次女さんはそうってだけかもしれないですね。

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