フェイクで降りそびれたバス停！？一体何があったの？

こ〜ちゃんと照り焼きチキンのごちそう〜

冷蔵庫を“パタン”と開けると、奥にずっと使われずに残っていた春巻きの皮が、ひんやりと眠っていた
「そろそろ使ってあげないとなあ……」と、独り言まじりに思案するこ〜ちゃん
冷凍庫には、週末に孫のために作る予定だったピザ用の味付け済み照り焼きチキン。
小さくカットされた鶏もも肉が、「今夜の主役はわたしよ〜」とばかりにアピールしてくる
そして、野菜室には新玉ねぎ。まだ瑞々しくて、スライスすれば“シャリシャリ”と音がしそうなほど
「よし、今日は春巻きにしよう」
材料
春巻きの皮：10枚
照り焼きチキン（小さくカットし、照り焼き味に調理済）：250g
新玉ねぎ：1/2個
スライスチーズ：5枚
サラダ油：適量
片栗粉＋水：適量
作り方
1. シャクッとした食感を残したい新玉ねぎは、薄くスライスして“ちゃぷん”と水にくぐらせ、5分ほどさらして辛味を抜く
　その後、ペーパーで“ポンポン”としっかり水気をふき取る
2. テーブルにチキン、新玉ねぎ、チーズを並べると、なんだか遠足のお弁当を作る気分
　「きっとママも、今日も残業で帰りが遅くなるはず…あったかいうちに食べてもらいたいな」
　こ〜ちゃんはそうつぶやきながら、丁寧に段取りを整える
3. 春巻きの皮をひし形に置き、中心にチキンを“ぽん”、その上に新玉ねぎを“ふわり”、さらにチーズを“ぴたっ”と重ねる。
　端を折って、くるりと巻いたら、小麦粉の“のり”でぴたっと留める
　包むたび、こ〜ちゃんの気持ちもふわりと包まれていく
4. フライパンにサラダ油をそっと注ぎ、“ジュワ〜”という音が台所に広がる。
　両面をこんがりと、3〜4分かけて揚げ焼きに。春巻きが“カリッ”と色づいてきたら、完成
キッチンの隅で、湯気をたてる春巻きたち
こ〜ちゃんは、一つ味見をしてみる。「うん、シャキシャキの新玉ねぎが、いいアクセントだ」
その頃、外はすっかり夕暮れ。
幼稚園帰りの孫が「ただいま〜！」と元気に帰ってくる
「パリパリのチーズ春巻きだよ〜」とこ〜ちゃんが声をかけると、孫の顔が“ぱあっ”と輝く
家族の食卓に、パリパリ、そしてほっこりが並ぶ夜
照り焼きチキンの甘じょっぱさに、新玉ねぎの爽やかさ、チーズのコクが重なって――
「こ〜ちゃん、おいしい！」の声に、こ〜ちゃんの心も“ぽかぽか”と温まるのだった

なんかすげぇフェイク食らったwwwww