この時期のゆっくり達はなんとか日陰に隠れようとして、生垣の端を這っている合間に枝で身体を裂いてしまい、失餡しているものが多い。子ゆっくりならば致命傷だ。そんな彼らを憐れみ、私はゆちゆちと動くまりちゃを掴むと、60℃以上に達しているであろうマンホール蓋へとそっと置いてあげた。