スピッツのライジングで一瞬わーってなるけど現実見ると

グラ友が美味しいといわれていた飴を買ってみました。

お菓子類はビールがまずくなるので一切興味がないのですが、これはふと思い出すことがあったので買ってみました。

父方の祖母の唯一といっていい思い出

祖母が「おばあちゃんがこっそり食べている飴をあきちゃんにもあげるよ」といいながら小さな缶缶を出してきました。その缶缶は見たことのない文字が書かれていました。ティッシュに５粒の飴を包んでくれました。私はそれを特別な飴だと思って大事にポケットにいれました。そしてそのティッシュに包んだ飴は食べることなくどこかにいってしまいました…

小さすぎてかなり霞がかった思い出です。
大人になってから祖母の話を親族に聞くと

「あきちゃん、お父さんが結婚したお母さんとは違う女性から生まれた子供でしょ、その話をお父さんがおばあちゃんに報告した時、そんな子は◯◯家の子供ではありません、一切知りませんと最初は言ってたのよ」
「でも、お父さんが宮崎にいたあきちゃんを連れて帰ってきたでしょ、その時、最初はおばあちゃんに預けようとしたの、あきちゃんをおばあちゃんに会わせたら、あきちゃんニコニコしながらおばあちゃんに手をのばしたのよ」
「あきちゃんは誰が抱っこしてもにこにこしてそこにいた◯◯家の人たちはみんな気に入ったと思うよ」
「そしたらおばあちゃんがね、あきは◯◯家の子供として育てます、と言ったの」

この飴が祖母がこっそり食べていた飴かはわかりません。

この飴、口に入れると最初は梅の飴のような感じをうけます。サワーチェリーといって甘くないチェリーだそうですので、梅に近いのかな。微かにニッキが感じられ甘くなく、果汁を感じられます。果汁の使い方が長野のみすず飴みたいです。

スピッツのライジングは「わー🙌」って気持ちだけど行けないからすぐに冷静になれた。