自然に囲まれた生活への憧れ - 故郷の風景を求めて

【不思議な縁で繋がってる友達Cの話】

中学生だった私が通ってた塾で、隣の席の女の子の下敷きに挟まってた1枚のイラスト。
（当時、Ｂ５サイズの切り抜きやフライヤーを挟める下敷きが流行ってました）

「わあ♡これすごいすてきだね！誰描いたの？」
「学校の友達～」
「私にも描いて欲しいな♡」
「いいよ♡頼んでみるね♡」
と、頼んでくれて、見も知らぬ私のために当時私がハマってた銀河鉄道999の鉄郎のイラストを描いてくれました。

お礼のお手紙を渡してもらったら、そのお返事もくれて。
そのやり取りを塾の友達を介しているのも悪いので、文通が始まりました。
当時はスマホなんてなかったですから。

そして、中3。
「どこの高校受けるの？」
「〇〇高校」
「まじ？！同じー！！」

と、2人とも同じ高校に受かって、高校で初めて顔を合わせ、しかも同じクラス。
3年間、スケッチブックで交換日記を続けました。笑

その後、友達Cは、武蔵美に進学し、私はアパレルに就職。

私が働いてたファッションビルに彼女が就職したお香の会社が入ってて。
本社勤務だった彼女が体調を崩し、当分は近くの店舗に出勤するよう命じられたのが、私の勤務してたファッションビル店舗。

彼女の分もお弁当を作って、2人で時間を合わせてお昼ご飯をいつも食べてました。

その後、お互い結婚して。
たまたま新居にしたのが、隣駅で。
結婚してからも泊まりにきたり行ったりできる距離。

人生のステージが変わっても、ずっとそばにいる縁が続いてます。

先日、彼女が手にしたリゾートホテルのペアチケットで、2人で旅行した時も。

横浜駅の踊り子号に乗る東海道線のホームで10:00に待ち合わせ。

「着いたよ～！柱番号6のそばのベンチに座って待ってるね」
とLINEし、到着する東海道線のどこから降りて来るかなぁと、友達Cを乗せた電車の到着にキョロキョロしてたら、
滑り込んできた電車の停車した私の目の前のドアから、友達Cが降りてきて。笑
あの長い車両の中から、目の前に降りてくるドアから出てくる奇跡に2人して感動でした。笑

なにか不思議な力が作用してるとしか感じられないです。笑

4年近く都会で住んでましたが、自分は田舎出身なので川や山が見えないと落ち着かないんですよね。