鳥平訪問記 – 世代を超えた家族経営の居酒屋体験

ドアを開けると年配のママと息子さんでやられている飲み屋でした。息子さんと思ったのは聞けばお孫さんとのこと。

私が実は、近所の『鳥平』さんに行こうとしたらシャッターが閉まっていたと言うと、右隣りの女性が、あそこは21時ぐらいで入店は切ってしまうので、私も行ったことなくていつもここと。
けっこう人気のお店らしい。
このお店も今年で45年目。

その女性もビール好きなようで、最初から最後までビール。ずっとビールを飲み続けられる人はやはり親近感がわきます。

女性は、昨日まで大阪に行かれていたそうで、お土産のおすそ分けをいただきました。私には見たことのないお菓子でした。
私は大阪出身ですと話すと、しばらく大阪の話をしました。

老若男女を気にしないつもりですが、この女性はとても話しやすく、打てば響く感じがとても心地よかったです。

先日の慶應卒の２人は、年齢は聞いていませんが、阪神大震災の時は生まれていないと言いました。それぐらいの年齢は、どうしても惚れたはれたの話がメインになりがちです。恋愛感情なんて猫の発情期と変わらないと考える私には、あまり知的に揺さぶられるテーマではありません。
その２人とは来週、同じ店で続きの話をと口約束をしてしまっています…

女性は煙草を吸われるのですが、隣の私にものすごく気を使っていらっしゃるので

「私は煙草吸いませんが、煙草の煙は飲み屋のアロマだと思っていますので、もっと気楽に煙草を楽しんで下さい」

その後、女性は時々私の二の腕あたりを触ってくるので、リラックスして酔えたかなとうれしくなりました。

一人息子が今度中３で、公立中学で修学旅行でシンガポールに行くと聞いて、さすが港区と思いました。

コミュニケーションはやはり知らないことを知られる双方向性が楽しいかな。
地下鉄あるうちに戻ろうと会計をお願いすると

「また来ますよね？」

と言ってくれたので、その女性と名前を教え合いました。
ただここは少し遠い…やはり曜日ごとに行く飲み屋を決めた方が、深い対人関係ができるかな…どうだろう…