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おいちゃん🌿
『わが庵(いお)は 都のたつみ しかぞ住む
世をうぢ山と 人はいふなり』
喜撰法師(きせんほうし) : 平安時代、僧侶、男性
現 : わたしの住処は都の東南にあって心静かに住んでいるのに、世間の人はこの世が嫌になって宇治山に逃れ住んでいると噂しているようだ
決まり字 : わがい
僧侶だった彼は京都の宇治山で出家生活を送っていました🏕
本人としては穏やかに静かに満足した生活を送っているつもりでしたが、世間の人は『あの人は都会が嫌になって山奥に住んでるんだ』と噂するので、自己評価と世間のイメージの違いをイタズラっぽく詠んだお茶目な歌です✨
『しかと』は『このように、心静かに』という意味で、山奥に共生する鹿も連想させます。
『たつみ』は十二支の辰と巳のことで、当時は方角を表していました。
鹿、龍、蛇と動物名を多用する芸も見せていますね😆
さらに『うぢ』で、『宇治』と辛いという意味の『憂し』を掛けています。
また、自己評価と世間評価を上の句と下の句で綺麗に対比させており、喜撰法師の遊び心とテクニックが垣間見えますね😁👍
わざわざ『ここが良くてあえて住んでるんだ!』という内容の句を歌ったことからも、若干の疎外感や意地も見えますよね😂
いつの時代も都会は疲れるのでしょう。
地方や自然の中へ移住したくなる現代人も、大きな共感を覚える歌なのではないでしょうか✨
田舎出身の僕も共感しかないです笑😂
都会出身の人からは『なにもない』と言われるような田舎ですが、何も無いけど必要なものは全部揃ってるんですよね。
はぁ〜、北海道帰りたい…🥺
#小倉百人一首

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