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おいちゃん🌿

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6首目
『かささぎの 渡せる橋に おく霜の
白きを見れば 夜(よ)ぞふけにける』
中納言家持(ちゅうなごんやかもち) : 奈良時代(718?〜785)、貴族、男性

現 : かささぎの群れが連なって出来たと言われる橋、その橋に霜が降りているのを見ると、もう夜もふけてしまったのだなぁ
決まり字 : かさ

かささぎというのはカラス科の鳥のこと。
伝説では天の川に架かる橋はこのかささぎが連なって作っているとされており、これが織姫と彦星が七夕に再会する際に渡る橋です。

歌中において『橋』とあるが、これは宮中の階段のことで、詠まれた頃は宮中を天上界になぞらえることも多く、そもそも階段のことも『御階(みはし)』と呼んでいた。
『かささぎの 渡せる橋』という一文で、橋とハシを掛けるだけではなく、天の川の橋の伝説と宮中の階段(はし)の神聖さの両方を表現している、非常に秀逸な歌で技巧的です。

木の階段の表面に霜が降りてキラキラしている様子を詠んだ一句ですが、ここにもテクニックが😁
晴れた冬の夜ほど空気が冴えて、寒さが厳しい夜はありません。
霜がきらきらしている様子で厳しい冬の空に散らばる星や天の川を連想させ、対比させることで白く輝く階段自体を神格化させることにも成功している表現です。


関東じゃ霜もダイヤモンドダストもパウダースノーも一切見ないんだよな
(・д・)チッ
今年も滑れなかったーー😭
またスキーイントラやりたいなぁ…(遠い目)

#小倉百人一首
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