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おいちゃん🌿

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三首目
『あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
ながながし夜を ひとりかも寝む(ん)』
柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ) : 生没年不詳、奈良時代、男性

現 : 山鳥の長く垂れた尻尾のように、長い秋の夜をひとりで寝るのか😭
決まり字 : あし

生没年や詳しい来歴が不明になっている伝説的歌人です。
職業は宮廷歌人だったそうで、二首目の持統天皇にも遣えていたとか😳
繋がってるんですねぇ。

『あしびきの』は『山鳥』を導くための枕詞です。
枕詞というのは今後もよく出てきますが、なにかの単語を引き出すための前置きに当たる言葉なので特に気にしなくていいです。
『今でしょ』を引き出すための『いつやるの?』が枕詞です。
あれと同じであんなもんに意味なんかないです。

山鳥というのはキジによく似た鳥だとされていて、雄は地面まで垂れそうな長い尾が特徴で、夫婦で夜は峰を分けて別々に寝る習性があったそうです🐓

柿本人麻呂が仕事で家を離れる時、田舎に残してきた奥さんを思い出して咏んだ歌だそうです。
ただでさえ長い秋の夜をひとりぼっちで過ごすのは、山鳥の長い尾のようにより長く感じるよ。でも山鳥の夫婦のように、別々の場所で寝ても愛は変わらないよ。
という、奥さんにデレデレで会いたくてたまらない人麻呂くんの可愛さにキュンキュンしますね🥹
萌えポイント高いです💕

上の句に『の』を多用してリズムを作っています。声に出して読むとちょっと気持ち良い句で、全体の言葉遊びや完成度が秀逸です✨


林先生ごめんなさい。

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