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おいちゃん🌿

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二首目
『春すぎて 夏来にけらし 白妙(しろたえ)の
衣ほすてふ(ちょう) 天の香具山(かぐやま)』
持統天皇(645〜702) : 飛鳥時代、女性

現 : 春が過ぎて、夏が来てしまったらしい。
天の香具山に真っ白な衣が干されているよ。
決まり字 : はるす

香久山は奈良県橿原市にある山で、天界から降ってきた山という伝説があります✨
日本神話の天の岩戸伝説の地でもあり、最も神聖とされていました。

現代の5月1日に行われる『衣替え』は、当時冬服と夏服を交換するタイミングの公的行事でした。
そして衣替えの時期になると真っ白で大きな布や衣を外に干すのが風習だったそうです🏳
そのため、持統天皇は白い布が香久山のあちこちの集落で干されているのを見て『夏が来たらしい』と感じたのですね☀

持統天皇は一首目の天智天皇の娘で、自分の叔父さんと結婚しのちに女帝になります🤭
行事が暦通りに行えるということは、安定して平穏な政治が出来ているということです。
つまり、暦通りに衣替えの風景が見られるこの一首も、持統天皇が父に続き良き為政者であったことを表していますね🎶

ちなみに衣ほすてふの『てふ』は、『と言う』の意味でふ

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