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on(御)赤縄

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【民事裁判を経験したわたしから、全人類に伝えたいこと】

・何かトラブルがあった時「謝ってほしい」と言う方をよく見かけますが、法的観点では謝る義務を負わせることはできません。訴訟して数ヶ月数年と精神的苦痛を抱えてまで精神的苦痛の対価≒お金を請求するか、そこまででなければ忘れてしまった方が心身のためです。

・トラブル相手に「訴訟するぞ!」とか「弁護士に相談しますから!」と言う人は意外と多いそうですが、本当に法的手段に出るつもりでない限りそのような発言は避けましょう。わたしは元々訴訟するつもりでお話をしていたので無問題でしたが、場合によってはその発言ひとつで脅迫罪になる可能性は多分にあります。

・裁判となれば、相手は嘘八百平気で主張してきます。奴らはお金を払わずに済むのなら被害者を平気でなじります。そこで素直に謝るような相手ならそもそも裁判にまで発展しません。係争相手に誠意を求めるのは諦めましょう。

・裁判は「どちらが正しいのか、どちらが正義か」を決める場ではなく、あくまで「どちらがより主張に沿った証拠を提出しているか」です。訴訟するなら証拠集めは充分に。証拠不充分でも主張はいくらでもできましょうが、ただの主張に過ぎません。

・民事の場合、ほとんどの人は和解で解決します。理由は「お金の回収をより確実にするため」です。勝訴したとしても支払いをバックれる人はかなり多いです。勝訴を勝ち取り裁判所命令で債務を背負わせたとしても、逃げようと思えば案外簡単に逃げられます。それよりも和解という形で、相手に能動的に「お金を支払います」と確約させる方が回収は確実です。

・裁判や相手の主張によってかなり精神的に苦しめられます。それを耐えたと思っていたとて、体はとても正直です。ストレス起因の病気にかかってしまうこともあります。わたしはうつ病とバセドウ病になりました。その対価は、仮に相手からいくらお金を支払われようとも不充分と思っています。



以上、あくまでわたしの経験則です。
特に最初のふたつは、皆様に知っておいてほしい。
法律を盾にして強く出るのはいいですが、法律はみんなに平等なのです。
最近リーガルハラスメントという言葉もあるくらいです。
訴訟をするだとか弁護士に相談するだとか、そういう言葉がまるで魔法の言葉のように出回っているのは見るに耐えません。
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コメント

on(御)赤縄

on(御)赤縄 投稿者

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絶対に自分は嘘ひとつ言っていない、相手が加害者なんだと思っているからこそ訴訟に至るのでしょう。 訴訟すれば公的に自分が正しいと証明されて、楽になれると思うから。 実際、個人間のトラブルによる民事訴訟なら楽にはなれません(断言)。 仮に勝訴しようと和解金を頂こうと、楽にはなれないです。傷付いたことは塗り替えられない、どころか裁判の経過によっては更に傷付くのです。 訴訟は楽なことではない。心も体も。 だから軽はずみに法的手段を持ち出して相手を畏怖させる方が多い現状は、本当に見ていられないのです。

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on(御)赤縄
on(御)赤縄
あと現実の裁判は逆転裁判みたいに「異議あり!!裁判長、こちらの証拠をご覧下さい!!」みたいなことはないです。 現実はめちゃくちゃ淡々としています。笑 わたしの場合は全て代理人(弁護士さん)がやってくれていたので、出廷することはありませんでしたが。本当に弁護士さんには感謝しかありません。 そういうケースもあるってことですね。
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