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私のおｳﾁ、どの部屋にも(廊下にも)もれなく書棚があるのですが、勿論ﾄｲﾚにも[照れる]文庫本中心におよそ400冊程の本が置いてあります。歴史•文学•思想(哲学や宗教)•物理•数学など。ﾄｲﾚだと大きな書棚は置けないので、前段後段と二重にして時々ﾚｲﾔｰ入れ替えます。題して「後架(ｺｳｶ)文庫」後架は禅語？で雪隠(便所)の事ねっ。それで昨年末入れ替えをして、前の段に出てきたのがこの本(2004年)。20年くらいこの書棚にいる。でも、まだ読み終えていません[ほほえむ]って言うか、この著者何でもかんでも「間違い」にしちゃって、例えるなら、駄菓子屋さんで売ってる安い打ち上げ花火みたいに･･･中略[大笑い]･･･砕けちる花火ばかりに目がいって、実際は文章が読めてない。書いてある事はとっても面白いけど、読んでる側の気が散って[目が開いている]ちょっとｲﾗつく･･･でも嫌いじゃないっ(そう言うの何冊かあるっ[泣き笑い])。で、中身だけど、ざっとこんな感じ。「大事なのは間違った間違いをしないこと(ｱﾒﾘｶの庶民のことわざだって)」「生きているのは間違いでしかない(Friedrich von Schillerさん)」このｼﾗｰさん劇作家としても有名だけどﾍﾞｰﾄｰｳﾞｪﾝの交響曲第9番合唱付きの原詞が有名ねっ！ｹﾞｰﾃさんと並ぶﾄﾞｲﾂ古典主義の代表者きゃっ[大笑い]。「生きていく知恵？それは間違いの中の間違ったものだけを捨てる事だ(確かに[ウインク]言えてるっ！)」「間違いは決して間違えない(これ笑える。ﾏｼﾞ可笑しいっ[泣き笑い])」「もっとも大きな間違いは、おのおのが自己流で間違えるのではなく全員が同じ間違いをすることだ(これ日本人得意そうっ[大泣き]ﾌﾟﾁ悲しいっ)」「ｴﾗｰ(間違い)の大部分は、最善を尽くそうという試みの中で生じる(これ、皆んないつも頑張ってるんだけどなぁ[ほほえむ])」「やらかすはずのﾍﾏ(間違い)はいつか必ず、誰かがやらかす(やらかした人だけを責めちゃﾀﾞﾒっ[大笑い])」そんな感じっ。後半の締めくくり「真理を求める者はｴﾗｰの種をまく」「ｴﾗｰが多いほど進化する」おおっ[ほほえむ]それ言うかぁ！で、最後は「人間の救い主であるｴﾗｰ(間違い)を父と呼ぼう！」あはははっ[泣き笑い]それはそうなんだけど[大笑い]著者のPinoさんかなり、自暴自棄になってる。なので、この「Pino Aprileさんの本を読むという間違い」を犯すと、こういった事が何となく解るみたい。