【いい夫婦の日】夫が帰宅する日常の小さな幸せを振り返る

【いい夫婦の日／夫婦の思い出】

夫が通勤していた頃は、いつも帰りが遅く、
私も会社員をしていたが、先に帰宅するので夕飯を作ったり洗濯をしながら帰りを待っていた。

帰りが遅いと心配になるから連絡してねと言ったら、毎回「帰る」というメッセージが来るようになった。

夕飯を作っていると「飲んで帰る」という連絡が来ることもあった。なんだってー！（訳：わかったー

ちょっと寂しかったけど、
たまには会社の人たちと飲んで楽しい時間が過ごせたら、きっと仕事でチームの居心地も苦ではなくなるよねと思うし、

何より、食事を作りたくない時は作らなくていいと言われていたので、気負いもせず、余ったご飯は翌日の私のお弁当にしたり、翌日の夕飯に食べてくれたので、そんなことも殆ど気にはならなかった。

たまに夕飯を作らない日は、近所や通勤路で待合せして外食するのもデートみたいで楽しかった。近所にはいきつけのお気に入りのお店ができ、そろそろまた行きたいね、と言うこともある。

家の食事は私が自腹だったが、外食は夫が支払ってくれるので、そんなところもありがたかった。

あと、夫が帰宅するまでお酒は飲まないようにしていた。それは、いつ終電がなくなっても車で迎えに行けるようにするためだ。

それはもちろん夫のためではあるが、心配性な私のためでもあるし、時には夫の部下さんたちが帰れなくなった時にも送迎できたので、私は自分が役に立っていることが嬉しかった。
部下さんたちが夫と楽しく会話をしている様子も見られると、それも微笑ましく感じた。

今は夫がテレワークになり、私は会社員を辞めて自営業。家でほぼ毎日のように夕食を作ってくれる夫に、「いつ帰ってくるの？」と言われて慌てて帰る私であるが、責められもせず、たまに仕事の相談にも乗ってくれて、夕食後はソファーで寄り添って、洗濯物を一緒にたたんだり、ゲームをして過ごすことが何よりの幸せに感じる。

いつも願っていることは、
私の宇宙の真ん中にいる夫が
いつまでも健康でありますように。
そして夫が幸せであるために
私が健康でありますように。

#いい夫婦の日