今日10月4日は森永・天使の日｜GRAVITY(グラビティ) SNS

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🐧ペ͙ん͙た͙

2022/10/04

#誕生日　 #豆知識　の#ぺんたダイヤリー
#ゆらゆら社名　番外の番外編

今日10月4日は天(10)使(4)繋がりで「森永・天使の日」です

創業者森永太一郎が興した森永製菓ですが、そこに至るまでの経緯は複雑で、元々森永家は伊万里焼で有名な佐賀の陶器問屋で網元(地元の漁業経営者)だったのが落ちぶれ、叔父の山崎家に引き取られ商売を学びます

20歳で結婚して横浜の陶器問屋で働いていましたがお店が倒産、債権者の返済のために商品を海外で売る事を考え妻と子供を残し
1888年渡米、これが彼にとって転機になります

海外でもさっぱり陶器は売れず商品をオークションに出しつつ無料宿泊の教会に世話になりつつ、一般家庭のお手伝いなどをするうち西洋のお菓子に触れ、まだ日本で誰もやっていない分野であり商売になるのではと、一度帰国後に再渡米
キャンディ工場の掃除係をしながらお菓子作りの技術を学びます

1899年に帰国後、森永西洋菓子製造所を東京・赤坂に設立して、最初は「天使の食べ物」と在米邦人に人気だったマシュマロ製造を始めます
そして1905年にあの森永といえば定番のエンジェルマークを登録商標します
そして1910年に（株）森永商店、1912年の大正元年に森永製菓(株)と名前を改め
1914年に主力商品となるミルクキャラメルを発売します

それまでもキャラメル自体は森永で販売していたのですが
日本の夏の暑い気候では溶けてしまう難点がありました
そこで改良を重ねて携帯出来る缶入りのキャラメルを販売した所、大ヒット
その後紙容器に入った今の形になりロングセラー商品となります

1916年
(株)明治の前身となる東京製菓
1922年
グリコの合名会社江崎商店という同業者が開業し
菓子業界は熾烈な戦いを繰り広げる事になりますが

その後グリコ森永事件が起き、本っ当に奇妙奇天烈な事に何故か唯一被害を免れた
某国由来の⬜︎ッテ以外の菓子業界は深刻な大ダメージを受けるのですが
1994年発売の栄養補助食品「ウイダーinゼリー」(その後ウィダー社と業務解消、inゼリーの名で販売)で持ち直し、既存のビスケットやチョコレートに加えキャラメル技術を応用したハイチュウや、キョロちゃんでお馴染みのチョコボール等で菓子大手の地位を不動のものとします

なお森永と明治は雪印も巻き込んで牛乳でも対立(文字制限