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🐧ペ͙ん͙た͙

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番外編#ぺんたダイヤリー
#豆知識 #ゆらゆら社名
今回は和光堂牛乳屋さんの日

あ、星の皆様はじめまして
育児とも関係深い逸話がありお邪魔します
日付由来は「ぎゅう(9)にゅう(2)や(8)」と読む語呂合わせですが、実は和光堂自体は牛乳屋さんではありません
自分も明治乳業や森永乳業辺りの関連会社を想定していたのですが、創業者の弘田長は子供大好きの(ロリコンって意味じゃないぞ念のため)お医者さん

1859年、元号で言うと安政のまだ江戸時代の頃に土佐で生まれた弘田は藩の推薦を受けて上京、東大医学部を卒業して医者になります
ドイツ留学の際に教授から「君は子供が好きなようだから小児科になると良い」と勧められ、帰国後に日本初の小児科医になります
昭和天皇が幼少時に侍医を務めた事があるそうです


さてそんな彼が牛乳屋さんとどう繋がるかという話ですが
1906年、明治39年に弘田は和光堂薬局を設立します
ただの薬局ではなく乳幼児専門で
登場の乳幼児の死亡率は15%くらいと高く、子供好きの彼としては病気治療と予防のためにとドイツの育児用品を輸入して販売するお店を作ったのです

輸入だけでなく独自商品も開発し、たとえば幼児の肌ケアの定番のシッカロールを発明したのも彼です
そしてその商品の一つがベビーフードの粉ミルク
そう、ここで牛乳が絡んで来るわけです

本業が忙しい弘田の代わりに和光堂の社長業を受け継いだ大賀彊二(おおがきょうじ)
は当時痛んだ牛乳を飲んで命を落とす乳児が多い事に心を痛めていて

ある日実験で固形化した牛乳をヒントに保存がきく牛乳の粉末化を考えました
そして研究の末に国産第1号の育児用ミルク「キノミール」を発売します
命名の由来はドイツ語の"キンド(子ども)"と英語の"ミール(食べ物)"からつけたそうです

さてこの商品の成功から和光堂は粉末乳、クリーミングパウダーの更なる開発を進めていきますが
その結果生まれたのが牛乳屋さんシリーズ

当時カップ式自動販売機でカフェ・オ・レ製品はありましたが、どうもミルク感が足りないという声があり、和光堂がより牛乳に近い味をと開発したのが「牛乳屋さんの珈琲」
その後ロイヤルミルクティー、そして粉末でないパック製品やカフェインレス商品などを販売します
なおこの和光堂、今はアサヒ飲料傘下ですがブランド名に(文字制限
GRAVITY

インドの牛乳屋さん

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