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えど
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月島チキン素敵?!
アシタカは里から遠く離れて旅をするし
シータとパズーは飛行船から落ちたり飛行船にのったり
ナウシカとキキは空を飛ぶ
しずくの住む町は高低差が大きい。
距離と高低差で冒険や話に起伏がついて面白みがでるというのもあるのかもね。物理的なもの以外にも感情の起伏も関係するよね。
人生にも当てはめたら、
人生を一本の線として横軸が時間として進んでいくとする。なにもしなければなにもおこらなければまっすぐな直線。起伏(高低差)があると山と谷を構成して線が長くなる。同じ時間なのにまっすぐの線より長くなる。
人生の面白みにも繋がるんかな。

lucky中年8
マツケンサンバⅡ

♂ゆぃ♀
トトロ出てきた瞬間泣く

こ〜ちゃん🌱
母が退院してから、数日が過ぎた頃の話だ。
私はDIYが得意で、
たいていのことは自分の手で何とかしてきた。
だから次に目についた「問題点」も、
自然と視線が向かったのは玄関だった。
実家の玄関は、昔ながらのとても小さな造りだ。
上がり框の奥には、小さな靴箱が据え付けられている。
けれど今の母は、
左手と左足に不自由があり、歩行も容易ではない。
履く靴は、介護用の歩きやすい靴が1足だけ。
かつて、着物に合わせて素敵な下駄を履き、
ヒールのある靴で出かけていた母の姿は、
もう玄関にはなかった。
玄関の土間から廊下までの段差は20cm。
床の高さは25cm。
その段差を、母はもう越えられなかった。
そこで介護用品をレンタルし、
13cmの踏み台を設置して、
2段に分けて上がれるようにした。
踏み台と手すりが一体になった、
重くて安定感のある、とても良い商品だった。
――ただ、この玄関には、少し大きすぎた。
踏み台を置くと、靴を置く場所がほとんどなくなる。
シルバーカー、杖、
そしてゴミ収集の日には玄関に出すゴミ。
気づけば、
玄関は「出入りする場所」ではなく、
「立ち往生する場所」になっていた。
私は、思い切って母に言った。
「靴箱、外してしまおうか」
工事の前に、
母と一緒に靴箱の中を整理した。
何年も扉を開けていなかった靴箱の中は、
埃だらけで、劣化した靴も多かった。
もう履けないもの、思い出だけが残るもの。
「これは取っておこう」
「これは、もういいかな」
母の声を聞きながら、
2人で一足一足、確かめていった。
その中に、
母が大切にしていた下駄があった。
和服のときに履いていた、
きれいで、凛とした下駄だ。
それは、迷わず取っておいた。
靴箱を解体すると、
その奥は土のままだった。
私は砂利を敷き、
モルタルを練って、土間を作った。
モルタルの施工は、
これまで何度もDIYをしてきた私でも初めてだった。
ネットで調べ、動画を見て、
失敗しないよう、何度も手を止めながら進めた。
完璧なコンクリートとはいかない。
それでも、
玄関の土間としては十分すぎるほど、
硬く、しっかりした床ができた。
壊した壁も整え、
最後に私は、小さな棚を取り付けた。
手では届かないけれど、
視線には自然と入る位置。
邪魔にならない、高さ。
そこに、
あの下駄を飾った。
玄関を出入りするたび、
母はきっと、その下駄を見る。
元気だった頃の自分を思い出し、
少しだけ、胸を張れる。
数日後。
リハビリの日。
この新しくなった玄関を使い、
母はシルバーカーで外へ出た。
目的地は、
家から50mもない距離にある、
昔からなじみの小さな商店。
理学療法士さんと話しながら、
ゆっくり、ゆっくりと歩く。
久しぶりに顔を合わせた店の人と、
短い会話を交わし、
少しだけ買い物をして、
またゆっくり戻ってくる。
理学療法士さんは、
その間ずっと待っていてくれた。
「今日は時間に余裕を持ってきていますから、
ゆっくりで大丈夫ですよ」
その言葉が、
この時間そのものを、
リハビリ以上のものにしてくれた。
私は少し離れた場所で、
その様子を見ていた。
自分でやったDIY。
玄関を直し、
空間を広げ、
思い出を残したこと。
それが、
母と理学療法士さんを、
この商店まで連れてきた。
――やってよかった。
小さな玄関は、
母にとって、
また外の世界へつながる場所になった。
そして私は、
その玄関を静かに見つめながら、
胸の奥で、そっとそう思っていた。









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