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こまめ

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うつ病の星のテーマに「認知行動療法に意味はあるのか?」というのがありました。
個人的見解をまとめておきます。(うつ病の星の管理者だし……。)
たぶんまとまりきりません。
変なとこあったらコメントください。質問も。
間違ってるとこも多いかと思います。
何が正しいか間違ってるか断定できるものはほぼこの世にないものだと思って読んでください。
長いので覚悟してください。

【認知行動療法とは】
なんか小難しい名前をつけていますが、考え方変えていきましょ!ってだけです
頭を作り変えれば、身体もついてくるっしょ
こんなもんです

例えばダイエットをしよう!とします。
油っこいものは太るからやめようと考えます
でも食べてしまう、またやめようと思う
繰り返してるうちに多少は食べる量が減ります
これが認知行動療法です
知識つけて、考え方から変えて、結果行動が変わる

世の中には○○法とかシステム化してますが、それはダイエットとかより難しい精神疾患などの認知行動療法はそうせざるを得なかっただけかと思います(後述します)

【認知行動療法のメリットと注意点】
薬などとは違い副作用がほぼ皆無であること。
しかし、気をつけなくてはいけないのは間違った知識に基づいた認知です。
脂質は太るからゼロにしなきゃ!とダイエットしても、脂質は身体に必須の栄養素であるため体を壊します。適度なバランスと良い脂質の見極めが大切であるという知識が欠如したため逆認知行動療法をしてしまったということです。

【精神疾患における認知行動療法】
それは一言でまとめると「客観視」です。
自分の中の当たり前を他人のように見つめ直すことです。認知の歪みとは気が付きにくいものです。

「毎日6時間睡眠できてれば健康だ」
「辛い思いしてもぐっと堪えればいい」
「自分は弱いし、他の人より劣っている」

今までの自分の中の常識の間違いには気が付きにくいもの、そうやって育ってきて生きてきたのだから、きっかけがないと自己分析しません。
客観視とは自分ってどんな人間なのかを主観なしで分析しまとめることです。
ここがとても難しいのです。主観なしはほぼ不可能なので、ある一定の基準、こういうのが普通とか、こうすべきである的な目線を作ってあげた方が、客観視しやすいのです。

そのために小難しい本や、カウンセラーというものがあります。
じゃあその本を読めば、カウンセラーの言うことを聞いてれば良くなるかと言われれば否です。
おそらく認知行動療法に意味が無いという人達はここでつまづいてるかと思います。

ダイエットや高血圧などの認知行動療法はなぜ簡単なのかというと、他人などの別因子が絡まっていないからです。
後もうひとつとして、客観視の指標が難しいことです。ダイエットなら食べた量などですぐ自分が行動に移せてるかどうかわかります。

どんなにたくさん本を読んでも本質的な客観視が出来なくては効果不十分となってしまうのです。

【客観視とは】
例えると、ゲームです。
ドラクエ、ポケモンなんでもいいです。
主人公が戦うか逃げるか、決めるのは貴方です。
そこに主人公の気持ちなんて関係ありません。勝てそうなら戦う、死にそうなら戻って回復。
そんな簡単な判断すら自分が主人公になると出来なくなるのです。
疲れて休まなきゃやばそうだけど、仕事するしかない。
この人と付き合ってもなんか幸せになれそうにないけど断れないから付き合う。

これが会社の同僚や友人ならどちらも止めるのでは無いでしょうか。
つまり他人なら判断が変わるけど自分だと話が違うというギャップを埋めるのが客観視なのです。

次にするのはそのために必要なのは経験と知識だというお話です。
認知行動療法の方法を10冊読むくらいなら、1冊だけにしてあとは色んな本を読んだ方がいい。恋愛本、幸せとは何か、人生観、冒険ものやアニメ漫画ですらいい。知識やそこから得た経験が大切です。

それらを通して自分の考え方を作りあげたあとでなければ、認知→行動療法にならないのです。

【最後に注意点とまとめ】
認知行動療法は時間がかかるのが大前提です。
まずは、まずは簡単に指標化でき客観視できる数値である、睡眠や食事、運動から入るのをオススメします。
考え方を変えるのは今まで生きてきた長い時間に対する逆行です。年寄りは頭が固くなるといいますが、その通りで凝り固まっていくのです。認知行動療法の生みの親はその考えを作り上げた時間の半分の時間が必要と記しています。
しかし、それは完全にという話なので、今日初めて明日少し変わるというのは可能です。

いつか治したい、変えたいものがあるのなら、正しい知識をつけて少しずつ初めてみてください。

賛否両論あるのを見ると、効果がないと断言してしまう言わば客観視ができていない発言をする方に効果を示していないように感じます。
効果があるかどうかは客観的指標、つまり研究や、数値化できるものでしかできないからです。主観的な意見が決められるものではないものを、決めつけているということは、主観の檻から出られていない固まった状態なのではないかと思います。
(ちなみにデータでは効果アリの論文が多いです)

たくさん本を読んだ方や、色々試したけどなんも変わらないという方こそ、あと一歩なのにと思い見ています。
今回はこんな感じで抽象的なことしかかいておらず、認知行動療法の二の字くらいしか触れてませんが、やるに超したことはないくらいのことをお伝えできてたら幸いです。
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