発達障害の認識率が日本は7〜9%、統計によっては30%超なのに、 （知的ボーダー等を含めた場合と推測します） 海外平均だと2%なんですよね。 日本は、発達障害が顕在化しやすい文化風土を持っているとか、発達障害を発達障害扱いしたがる文化風土があるといえます。 この領域はデンマークが最尖端だと思いますが、デンマークだとそもそもdisorderをdisorder視することに疑問を持つステージに立っています。 日本は、障碍と障害をもともと分けて使っていたのですが、それが言葉狩りの営業を受けて『障がい』と記述されることで、誤った『障害』感が浸透するに至ってると思います。

ろー

日本が、障害を障害視したくなるのは、Society3.0という概念が背後にあります。 工場で、定時で働け、ミスなく稼働できることを長く教育目標にも掲げていたので、『工場労働的な労働力の適性』という人間評価基準が背後にあります。 人が人として生きるのに、工場労働が必須ではない時代において、過去基準ですぐれた人を『障害者』にしてしまうのは、これはもう純然たる社会にとっての損失、人類にとっての損失だと思っています。

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