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またんぎ

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さらに一歩進んだ分析から、以下のことが導き出せます:
​宇宙の中では、物体と空間は「物」であり、その余の(ものの)像、変位、品質、電荷、場、エネルギー、光速、速度、動量、力、温度、音......といった概念は全て「事」であり、「物」が私たち観測者に対して運動している際に、私たちが描写し始めた一種の性質です。
​私たちは、場、品質、電荷、光速、力、動量、エネルギー......などは全て空間的変位の関数であり、全てが応用可能な物理的原理で表現できると見なすことができます。
​宇宙の中には物体と空間の二つだけが「物」として存在し、その余のものは全て「事」です。一切の物理現象は全て「事」であり、それは私たちが観測者として周囲の空間運動と物体運動を記述したものです。
​以上の基本原理から導き出される現象は一種の特殊なものであり、時間もまた「事」の範疇に属すると考えられます。
​ですから、私たちは時間を一つの物体のような具体的に存在するモノと見なすことはできませんし、それを物体の構成部分とすることもできません。
​物理概念、例えば、像、音、色、力、温度といった物理概念は、物体が空間内で運動し、私たち観測者に作用することで、私たちの感覚を引き起こし、私たちがこの感覚に加工、概括を施して形成されたものです。
​以上の分析に基づくと、時間は、物体が私たち観測者に対して相対的に運動するか、あるいは物体周囲の空間が私たち観測者に対して相対的に運動するかの、一種の感覚に由来すると考えられます。
​一言で言えば、時間も単に人間の一種の感覚に過ぎません。時間も同様に私たち人間から独立して存在することはできません。観測者がいなければ、時間は存在しないのです。
​物体の本質をさらに認識し、より精確な時間の物理的定義を得るために、これまでの分析を利用すると、時間という物理概念は以下のように考えることができます:
​時間とは、ある物体がその周囲の空間内で運動すること、あるいはその物体を取り囲む空間自体の運動が、私たち人間の一種の感覚を引き起こすものです。
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