引きこもりで暇だからウィスパー描いたんょ。お前ら地震大丈夫か❓

会派の展覧会に行ってきました。

会場に足を踏み入れた瞬間、今年もまたこの場所に立てたんだな、という思いが込み上げてきました。

仲間と再会し、実際に作品を前にして語り合える時間は、やはり特別なものでした。

作品を通して、その人が、何を考え、どんな想いで制作に向き合ってきたのかが、静かに、でも確かに伝わってきました。

今回は、SNSでずっと拝見していた他会派の先生とも、会場でお会いし、ようやく直接ご挨拶をすることができました。

画面越しではなく、同じ空間で言葉を交わせたことが、とても嬉しく、心に残っています。

そして、自分の作品について、会場で初めて解説をさせていただきました。

正直なところ、うまく話せたとは言えません。それでも、学生さんが真剣な表情で話を聞いて下さり、その姿に救われるような気持ちになりました。

「伝える」という経験を、作品と一緒にさせて頂けたことは、大きな一歩だったと思います。

仲間の作品を見ていると、「こんな表現があったのか」「ここに落款を置くという発想があったのか」と、何度も心を揺さぶられました。

さらに、自分の作品をより良くするための具体的なアドバイスも頂き、ありがたさと同時に、もっと深めたい、もっと挑戦したいという気持ちが強くなりました。

どの作品からも感じたのは、技術だけではなく、作品を生み出すまでの「想い」です。

どう表現するか、何を伝えたいのか。その問いに向き合い続けた時間が、作品としてそこに在る。そのことを、改めて実感しました。

また、ベテランの先生方の作品にも強く心を動かされました。

表現の幅、構成の大胆さ、余白の使い方。その一つひとつが刺激となり、「自分も、こんな作品を作れるようになりたい」と、創作意欲が自然と湧いてくる時間でした。

今年は二八の横作品が多く、時代の流れや今の空気を感じる展覧会でもありました。

#書道 #手書き文字